車の税金の支払いはいつ?種類別に一覧にしてみた!対策もあるよ!

一人暮らし

あこがれの車を買うとその後も意外な出費に悩まされます。特に車の税金がややこしいです!そこで車の税金の仕組みや支払い金額について種類別一覧にして説明します!また、税金以外の出費も解説します!条件は難しいけど、節税対策もありますよ!

車の税金の種類一覧

車を購入した際にかかる税金は以下の通りです!

  • 自動車税・軽自動車税(毎年)
  • 自動車重量税(2年ごと)
  • 消費税(購入時)
  • 自動車税環境性能割(購入時)

自動車税、軽自動車税

【自動車税・軽自動車税】は「車の所有者」に毎年かけられる税金です。

毎年4月1日時の所有者に課税義務が発生し、5月ごろに納税通知書が届き、5月31日までに支払う必要があります!税金の支払い先は「都道府県」です!

  • 軽自動車税の金額(令和3年)
    • 一律、毎年10800円
  • 自動車税の金額(排気量別・令和3年)
    • 1000cc以下の車、毎年25000円
    • 1000cc〜1500ccの車、毎年30500円
    • 1500cc〜2000ccの車、毎年36000円
    • 以下500ccずつ増額、最大6000ccまで。

自動車重量税

【自動車重量税】は、車の大きさ(重さ)によって毎年かけられる税金です!支払い先は「国」です!

購入時と車検時に支払い義務が生じます!車のメンテナンスに関わる税金というイメージで良いでしょう!

  • 自動車重量税(令和3年)
    • 0.5t以下:12300円
    • 0.5t〜1.0t:24600円
    • 1.0t〜1.5t:36900円
    • 以降0.5tずつ12300円ずつ増量、最大3.0tまで

ただし、後で説明する「エコカー減税」制度でかなり金額が減ります!なので支払い0円ということもあります!

消費税

【消費税】はありとあらゆる「消費するもの」を購入した時に(2022年2月現在)10%の税金がかかります。

車本体だけでなく、オプションや車内設備も全て対象です!税金の支払い先は「国」になります!

高い買い物をすると、見積もり書の時に【消費税】が唐突に自己主張してきます。そんなアピールいらないです。

自動車税環境性能割

【自動車税環境性能割】とは、購入時にかけられる税金です!

環境に負荷の少ない自動車ほど、安くなります。環境関連の税金と解釈すれば良さそうです!支払い先は「都道府県」です!

税金の額は【非課税】or【車代金の1%】or【車代金の2%】です。車がエコであるほど、税金が安くなります!

車購入時に気持ち、安くなります。

車の減税の種類一覧

車に税金がかかる一方で、減税制度があります!そちらも一緒に把握しておきましょう!

  • グリーン化特例(1年のみ)
  • エコカー減税(5年間)

グリーン化特例

【グリーン化特例】とは、燃費や排ガス性能の良い新車を購入した時に適応されます!理論上は中古車も適応されますが、車使用開始年の翌年だけなのでほとんど適応されません。

翌年の1年分だけ自動車税・軽自動車税が軽減され、その割引率は25%〜75%となります!

こうして書くと、あんまりお得感がないです。

エコカー減税

【エコカー減税】とは燃費や排ガスの基準を満たした車を購入した場合に適応されます!新車に限らず、中古車も対象になります!

2回分の車検時の【自動車重量税】が減税され、その性能によって割合は25~100%となります。計算すると5年間分の減税になります!

車のリアにこういったシールが貼られています!

車検時には検査費用も上乗せされるので、エコカー減税が切れると、ちょっと金額にめまいがします。そう言う意味では、素敵な減税かもしれません。

税金ではないけど、車にかかるコスト

税金ではないけれど、車にかかるコストは以下のものがあります!

  • 駐車場代・車庫証明書
  • 車検代・12月点検・部品代
  • ガソリン代・洗浄代
  • 自動車保険

駐車場代・車庫証明

車を購入する際の必要な場合がある書類の一つに【自動車保管場所証明書】があります。一般的には【車庫証明】と略されます。

都市部では必須の証明書ですが、ディーラーに委託しているので知らない人も多いです。一方で田舎では不必要なこともあります!

自分で【車庫証明】を取得する場合は、必要書類を揃えて最寄りの警察署に届け出をだします!手数料は大体3000円弱です!

もちろん駐車場代も考えなければなりません。賃貸であれば、毎月5千円〜2万円かかります!自分所有の土地としても【固定資産税】で年間1万円〜10万円ほどかかります!

自分で車庫証明をとる場合は苦労しました。駐車場すらタダになる事がある地方は最高です(個人の意見です)

車検代・12月点検・部品代

車検とは、車が問題なく走れる状態かどうかを国が検査する制度です!正式には「自動車検査登録制度」と言います。

車検を通さないと公道を走ることができません!車検の頻度は、新車の初回時は3年、以降は2年ごとに車検を受けなければなりません。

車検の費用は国に認められた「法定金額」と「車両基本料金」というものがあります!合わせるとだいたい6万〜10万円ぐらいかかります。

また、車検を受けてから1年後に【12月点検】という検査を受けなければならない義務もあります!

義務ではありますが、罰則はありません。費用は大体1万円ぐらいですが、項目が少ないので自分でやることも可能です。

当然、車検の際に部品の劣化が認められれば、部品を交換しなければならないです!消耗品の中で高いのはタイヤですね。4つのタイヤで数万円します。

車検が済むとこういうシールを貼られます!これは令和4年12月に次の車検が必要という意味ですね。

車検は本当に面倒です。ディーラーに任せると12月点検の無料オプションがつく代わりに車検代が高め。個人or民間でやると車検代は安めになるけど、オプションはなし。あえて言うなら民間に任せる方が年1万円ぐらいお得かな……。

ガソリン代・車洗浄代

当然ですが、ガソリン代もかかります!最近はガソリン代も高いのでばかになりません。自分の場合はハイブリッド車を毎回通勤に使用して、月々4000円ぐらいでしょうか!

また他にも車洗浄をする場合は、洗浄代もかかります!

別に車洗浄は必須ではないのですが、鳥のフンが付いたら早めに洗浄した方がいいです。あれは病原菌の塊で、放置している間ずっとウイルスが空気中に散布され続けるそうです。

家と直結している車庫に入れる環境であれば、家の中での病気の元になりかねません。気をつけましょう。

自分でやる場合はとても大変ですが、車洗浄機で一番安いもので400円程度だったりしますので、やってもらった方がコスパは良いと思います。

自分で車洗浄したときはびしょ濡れになりながら、大体1時間ぐらいかかりました。車洗浄機なら数分で終わります。数百円はコスパが良すぎる!

自動車保険

自動車保険にはまず【強制保険】と【任意保険】があります!

強制的に入らなければならない保険は「自動車損害賠償責任保険」のことであり、略称は【自賠責】です。

自賠責の内容は、事故を起こしたときの「相手の医療費」のみを保険の対象にしたものです。自賠責だけなら大体、年間約7万円の支払いなります。

【任意保険】はそれ以外のオプションになります!追加オプションは「相手の車」・「自分の医療費」・「自分の車」になります。さらに「相手との示談交渉」もしてくれるようになります!

個人的には、任意保険も追加で払った方がいいと思います。その場合は年間約14万円の支払いになります。

自分は事故を起こした時に思ったのは「相手との示談交渉」は絶対必要です。争い事に強いor好きな人なら別にいいですが。

普通の人は素直に任意保険に入った方がいいです。人間トラブルは金で解決できないことが多いので……。

車の税金を安くする方法

さて条件は難しいですが、車の税金どころか、車の代金すら安くする方法があります!

個人事業(副業)を始める

車を使った副業を始めると、車維持に必要な金額の一部が経費で落ちます。

具体的には、車両代、自動車税、自賠責、ガソリン代、車検代、駐車場代、洗車代、車備品代の全てが対象になります。

例えば、仕事に関わる車に1年に100万円かかったとすると、それは仕事上必要だった出費ということで、【所得】の対象外として扱われ、税金が安くなります。

【所得税・住民税・社会保険料】は【所得】の金額から計算されます。全てコミコミで大体30〜50%ぐらい税金で持っていかれます。

なので最大で1年で30万〜50万円ほど税金が返ってくるということになります。

とはいえ、公用・私用の分もありますので、「家事按分」と言って、私用分は除外します。大体5〜7割減らします。それでも10万円以上は返ってきます。

興味ある人はまた自力で調べてみてください。ここでは、車の出費を減らすという目的で話をしていますし、副業の話はまたすごく長くなりますので。

ちなみに車を使った副業というと、一番簡単なのはuber eats辺りでしょうか。

軽自動車、小さい車にする

安直な対応になりますが、自動車税と自動車重量税は小さい車ほど安くなります。なので、軽自動車や小さい車にすると税金が安くなります。

ただ軽自動車は人気が高く、中古であってもあまり値下がりしないと言われています。それなら、車検費用の兼ね合いで軽自動車の新車を買うのが一番コスパが良さそうです。

町中でも軽自動車が増えてますね。

まとめ

  • 自動車税は毎年4〜5月ごろに支払い。目安は約1〜4万円。
  • 自動車重量税は2年ごと車検時に支払い。目安は約1〜3万円。
  • 消費税と自動車税環境性能割は車購入時に支払う。それぞれ車の代金の10%と1%ぐらい。
  • 車の減税は期間限定。あまり期待しない。
  • 税金以外では駐車場、ガソリン、保険、車検の代金がかかる。
  • 車検代は年間7〜14万円。でもケチらない方がいいかも。
  • 駐車場は地域によるけど、年間0円〜10万円ぐらい
  • ガソリン代は使う量によるけど、年間10万円ぐらい
  • 車検代は2年ごとに5〜10万円ぐらい。
  • 車の税金を安くする方法は軽自動車で小さい車にする。
  • 車の費用を安くする方法は車を使った副業をする。

コメント

タイトルとURLをコピーしました